こんにちは、HONAMINGOです。
規定により、現役最年長棋士、加藤一二三・九段の引退が決定しましたね。
最近では「アウトデラックス」にレギュラー出演したりと、「ひふみん」の愛称でも人気の加藤一二三さん。
そもそも引退の条件って何なのか気になりませんか?
今後の活動についても気になりますよね、なので調べてみました。
今回の記事では加藤一二三九段が引退した条件について、引退発表後のネットの反応や今後の活動予定について調査しましたのでお伝えしていきます。
加藤一二三九段が引退した理由、将棋界の条件とは?
本日を持ちまして、わたくし加藤一二三は公式戦からは現役を退く運びとなりました。当時の史上最年少記録となる14歳7ヶ月でのプロデビュー以来、63年もの長きに亘り、各棋戦を主催いただき多大なる御支援賜りましたすべてのスポンサーの皆様、報道関係者の皆様には、心より厚く御礼申し上げます。
— 加藤一二三@皆様に感謝申し上げます (@hifumikato) 2017年6月20日
加藤一二三九段は現在77歳。
プロ棋士人生はなんと約63年間でした。
今話題の藤井聡四段も14歳(2ヶ月)でデビューしましたが、実は加藤一二三九段も同じ14歳(7ヶ月)でデビューなんです。
藤井聡四段と加藤一二三九段の62歳差対局は歴史的な対局になったと思います。
調べてみたところ、将棋界には成績が悪いと引退しなくてはいけない規定があるそうです。
将棋の順位戦のランクには「A級、B級1組・B級2組、C級1組・C級2組」の計5クラスがあり、加藤一二三九段は最下級のC級2組に在籍していました。
そしてここの棋士は成績に付けられる降級点を3回取ってしまうと順位戦の参加資格のないフリークラスに降級することになっているそうです。
ですが、この「フリークラス」には60歳までという規定があるため、現在77歳の加藤一二三九段には既に資格がなく、結果引退ということになりました。
私が個人的に思ったのはフリークラスには年齢の規定があるため今回引退となってしまいましたが、加藤一二三九段は63年間ずっとフリークラスではなく順位戦のランクにいたということがスゴいと思いました。
正直私は加藤一二三九段を初めて見たのはマツコ・デラックスが出ている「アウトデラックス」という番組でした。
そこで加藤一二三九段は指揮者になるという企画をやっていて、その演奏者には高嶋ちさ子さんがいました。
そして加藤一二三九段の指揮に対して高島ちさこさんはめっちゃイラついていました。w
その時は「なんだかおちゃめな人だなー」とか、何となく愛くるしいキャラだなと思ってみていました。
「ひふみん」という愛称も可愛いですよね。w
そんな加藤一二三九段が実は将棋界でのレジェンドだったなんて全然知りませんでした。
今後公式戦での出場はなくなるということで、「引退」という言葉がなんだかちょっと寂しいですね。
加藤一二三九段の引退でネットの反応は?
加藤九段の引退についてネットの反応を調べてみました。
引退がかかった対局中の加藤一二三氏(ひふみん)が、いまどうなってるの?と調べてみたら、60分に及ぶ離席中とのこと。どうした?ひふみん!と思ったら、部屋の外から歌声が聴こえるとのこと。ひふみん、賛美歌歌ってるの?夜空を見ながら?うわーなんか泣けてくる!ドラマティック!将棋is人生!
— 新井鏡子 (@kyoncy2010) 2017年6月20日
加藤九段はどんなことを思いながら歌を歌っていたのでしょうか。。。
AbemaTVで加藤一二三・九段の対局。現役引退のかかった局を観戦。すでに完全に詰んだ状態で、九段は離席。戻ってきたら「負けました」というはずだが、なかなか戻ってこない。
自分が投了することは、即現役引退を宣言することと同義で、かなり長い時間の離席で異例のことらしい。— たかにー (@takanori666) 2017年6月20日
やはり、60年以上のプロ棋士人生ですから、簡単には言いにくいですよね。。。
6時からのニュースではどこも加藤一二三先生の引退のニュースを放送していたね。ひふみんニュースはうれしいけど、引退というのは悲しいね。
— にゃんいち@ひふみんLove (@ichinoshin55) 2017年6月20日
ひふみんファンも、やはり引退というのは悲しいといった意見が多くありました。
加藤一二三先生の引退が決まりました。大好きな棋士の一人でしたので、とても残念です…
一つのことを60年以上続ける難しさは想像を絶します。本当にお疲れ様でした。
今後もお元気な姿を、ニコ生等で拝見したいです。— よよねつ (@yoyonetu) 2017年6月20日
本当にお疲れさまでした。
加藤一二三九段の今後の活動予定は?
(追記しました)
加藤一二三九段の今後の活動についてですが6月30日に会見が行われ、その時に
白百合女子大学の客員教授に任命されたとお話されていました。
しばらくは講演やイベントなどの仕事もたくさん入っており、大忙しのようですね。
また6月30日の会見で加藤九段は、
誰からの注文もなくてはしなくていけないことは、常々「私の将棋は名局だ」と言っている以上、「なんで名局か」ということを本に書いて伝えていく義務があると思っています。これはまあ5年がかりぐらいで書いていくつもりです。
とお話されていました。
今後は本を出すのかもしれませんね。
加藤九段は以前ツイートで
ひふみんの夢は123歳を迎えるまでは将棋文化の普及発展に最大限の尽力そして貢献をすること。14歳も77歳も同じ土俵で嘘偽りない真剣勝負を繰り広げられる将棋の奥深い世界へ、世の皆様をいざなうまでは、ひふみん立ち止まってなんかいられません。将棋界の明るい未来を築くべく、歩み続けます。
— 加藤一二三@皆様に感謝申し上げます (@hifumikato) 2017年1月18日
引退後も将棋界を引っぱって行く方になることは間違いなさそうですね。
個人的には今後もテレビ出演は無理しない程度にたくさん出続けてほしいなと思います。
なんだかテレビで見ていると親戚のおじいちゃんみたいに親近感が湧いてしまい、ほっこりします。(私の親戚にはもうおじいちゃんはいませんが)
引退後朝から晩までいろんなテレビ番組に生出演されたりととても忙しそうですが、
これからも健康で長生きしてほしいですね。
最後にひふみんのほっこりツイートを・・・
楽屋で
カマンベールチャージ終了(o^^o) pic.twitter.com/LY2IBTebtq— 加藤一二三@皆様に感謝申し上げます (@hifumikato) 2017年6月18日
ひふみおじいちゃん、カマンベール好きなんですね!!!!!w
おわりに
いかがでしたか?
今回の記事では、加藤一二三九段が引退した将棋界の条件について、引退発表後のネットの反応や今後の活動予定についてお伝えしてきました。
- 加藤九段の現在の所属ランク(C級2組)から3回降級点を取るとその下のランクの「フリークラス」になるが、そのクラスは60歳までという年齢制限があったため引退となった
- 加藤九段の引退についてネットの反応は悲しいや、お疲れ様などがあった
- 今後の活動は白百合女子大学の客員教授、しばらくはイベントや講演で大忙しとのこと
今後も無理しない程度に元気な姿を見せていただきたいですね!